麻布綺譚88麻布と作家ここまでのまとめと音楽

麻布と作家というシリーズで39回まで来たが、さすがにネタ切れ間際だ。

まさかここまで続くとは思わなかった。

少しだけ麻布が出て来る小説はまだある。

五木寛之風の王国伊集院静のなぎさホテルにも麻布が出て来るが、あまりストーリーと関係が無いので割愛した。

戦前は作家が麻布に沢山住んでいたことが分かった。

島崎藤村伊藤整梶井基次郎小山内薫永井荷風水上瀧太郎

多くが飯倉片町、麻布台近辺に住んでいた。

麹町と麻布台は良い住宅地というイメージがあるようだ。

近くの街並みを書いたエッセィが多いが、作家なので単なる街並みの紹介ではなく、内省的な文学になっている。

そこで出て来るのが、麻布の坂と崖であり、環境的、経済的格差を明確に表現している。

下から見た坂上、上から見た坂下という色な視点がある。

どちらかと言うと、上の方が良いな的な作家の方が多い感じがする。

最近はそのような小説は少なく、江戸時代ものが多い。麻布七不思議などが題材に使われている。

麻布と音楽というシリーズも考えていたが、歌詞を載せると、著作権上の問題があるので難しい。でも今回、少しご紹介する。

暗闇坂むささび変化

はっぴいえんど風街ろまん1971年作のアルバムの短い曲だ。

作詞松本隆、作曲細野晴臣

ももんがが昼の暗闇坂に出て来る。黒マントとか妖怪変化とか雰囲気がある。

曲はカントリー的でのんきだが歌詞が面白い。

ももんがはむささびより小さいリス科の動物。麻布でももんがを見たという話しは知らない。

四人囃子

空と雲1974年のアルバム一触即発の曲。

麻布とは言っていないが、坂、木立、お寺が多いでこれは麻布だと勝手に思っている。日本のプログレで、ピンクフロイドみたいな鳴きのネコギターがシュールだ。

でも歌謡曲となると、六本木と西麻布だらけになる。

雨の西麻布とんねるず

AZABU矢沢永吉

TAXI鈴木聖美withRATS&STAR

六本木心中アンルイス

六本木ララバイ内藤やす子、倉橋ルイ子

六本木純情派荻野目洋子

麻布に住んでいるミュージシャンは多い。

永ちゃんは南麻布。布袋さんも以前は政治家金丸邸の近くにいた。今もいるのかな?

最近亡くなった平尾昌晃さんのスタジオが麻布十番一丁目にある。

いずみたくのアトリエフォンテーヌというスタジオが永坂にあったかな。

2004年頃にオランダのプログレギタリストJanAkkermanが今は無きSTBでライブをやったが、その後、六本木の交叉点でアルバム用の写真を撮った。レスポールのブラックビユーティーを持って、横断歩道の真ん中でポーズを取っていたのを見た。

スタッフが慌てていた。